今回はリバプール一筋で現役を全う(最後の年だけ、アメリカのロサンゼルス・ギャラクシーで過ごす)したスティーブン・ジェラードについて紹介致します。
プロフィール
生まれも育ちもリバプールのジェラード。そのデビューは1998-1999シーズン、当時の監督ウリエがデビューさせました。2000-2001シーズンにはデビューさせてくれた恩師の元、UEFAカップ、FAカップ、リーグカップのカップトリプルの三冠を達成しました。
2003-2004シーズンからは23歳ながら、ヒーピアからキャプテンも引き継いでいます。そしてジェラード、リバプールと言えば忘れていけないのが2004-2005のイスタンブールの奇跡。チャンピオンズリーグ決勝のミラン戦で前半3-0ながら後半で3-3に追いつき、PK戦でミランを下し、ヨーロッパチャンピオンとなりました。このとき最初の得点を決めたのが他でもないキャプテンのジェラード。
翌シーズンのFAカップ決勝では後半90分で3-2。誰もが負けたと思っていました。しかし最後のプレーでスーパーロングシュートが決まる劇的な試合でした。この勢いのままリバプールはチャンピオンとなりました。この2つのゴールはジェラードを語る上で避けては通れないゴールです!
もう一つ避けては通れないのが2013-2014シーズンのチェルシー戦のスリップ。選手・スタッフ・ファン全員が優勝を望んでいましたが、勝てば優勝の試合で失点につながるスリップが。このことについてジェラードは自伝でも語っています。私も読みましたが、想像できないほどの悲しみだったと思います。本の中でも妻・娘がいたから自殺までは考えていなかった、と書いてありましたが、言葉に出来ないほどの絶望だったと思います。
私のブログでも紹介していますので、興味ある方は覗いてみてください!
名言
キャプテンという仕事の醍醐味は、他人の心配事を取り除くことである
スティーブン。ジェラード自伝「きみは一人じゃない」より
リバプール、イングランド代表で長年キャプテンを務めたジェラード。自伝の中では私が思っている以上にキャプテンの仕事は多岐に渡っています。
例えば監督が獲得したい選手に直接連絡をしたりもします。たしかに監督よりネットワークも広いでしょうから効率的と言えば効率的だなと思いました。
そして私たちが思うチームの統率はもちろん、リバプールと言う世界的なクラブのキャプテンです。入団してくる選手たちのプレッシャーはそれは凄いものでしょう。そしてそれはその両親たちも同じ。自伝内ではヘンダーソンの母親とのエピソードが紹介されていました。
今やジェラードの後を継いでキャプテンを務めるヘンダーソン。当時の選手・母親のマネージメントが今のチーム形成に繋がっているんだなと感じたばかりです。
ベストイレブン
- ペペ・レイナ
- グレン・ジョンソン
- ヒーピア
- シュクルテル
- リーセ
- シャビ・アロンソ
- ジェラード
- カイト
- バベル
- スアレス
- F・トーレス
自伝の中で最高の選手を4人挙げていました。
- ルーニー
- シャビ・アロンソ
- スアレス
- F・トーレス
なんでルーニーがいないのかは不明ですが、私の予想ではマンチェスター・ユナイテッドの選手だからかもしれません。リバプールとマン・Uは長年のライバル。動画の当時は2012年ですが、生粋のリバプール魂ですから選出しなかったのかもしれませんね!
今回の参照動画は下記になります。
ちなみに別動画でチャリティ・マッチの際のジェラードとキャラガーのベスト11の取り合いをしています。このときジェラードはキーパーにレイナではなく、オーストラリア代表のブラッド・ジョーンズを選びました。理由は当時のチームメートだったから。リバプール愛が凄いですね!笑
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました!次回はエジルをしようと思っています!
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