今回はアトレティコ・マドリードやリバプールで活躍したフェルナンド・トーレスを紹介します。男前のサッカー選手と言えばランキングしたら、トップ10は間違いないトーレスについて、今回は語りたいと思います。
プロフィール
幼少期に祖父の影響でアトレティコ・マドリードファンになりました。最近トーレスの自伝を読んで知ったことがあります。レアル・マドリードファンにならなかったのは、地元の子供はみんなレアルファンにも関わらず試合に負けた翌日は誰もユニフォームを着ておらず、忠誠心に疑問を感じた。しかしアトレティコは魂のクラブで負けていてもファンは熱烈に応援していた。トーレスの性格がよく分かる話ですね!
これまで所属したクラブは以下の通りです。
- アトレティコ・マドリード
- リバプール
- チェルシー
- ミラン
- サガン鳥栖
そうそうたるクラブの中に日本のサガン鳥栖がいるのは本当に嬉しい限りですね。またリバプールファンならチェルシー移籍については未だ納得していない面もあるでしょう。
ジェラードも自伝の中でスアレスがアーセナルへの移籍を検討しているとき
「トーレスのようになるな。リバプールファンからあんなに愛されていたのに、移籍した途端のブーイングをみろ。ファンを裏切ればああなる。スアレス、お前はそれを我慢してでもアーセナルに心から移籍したいと言えるのか」
と投げかけました。この説得の甲斐もあってスアレスはリバプールに留まり、個人賞総なめのシーズン後にバルセロナへと羽ばたいていきました。しかしジェラードは自分がこれまで共にプレーした中で最高の4人の中に彼を挙げています。
そんな数々のビッククラブを渡り歩いてきたトーレスが何故サガン鳥栖に移籍したのかと言うと、彼の言葉から読み解くことが出来ます。
名言
僕は新しいことへの挑戦が好きだ。
目の前の生涯を乗り越えていきたい。
問題を抱えて逆境に遭遇してもそれを乗り越えていきたい。
サガン鳥栖への移籍はまさに新しい事への挑戦でした。これまで各リーグで優勝やヨーロッパチャンピオンを目指すクラブばかりで過ごしてきたトーレスにとって、日本の長崎県のクラブでプレーする、しかも当時は残留争いにも巻き込まれていました。それはチャレンジとしか言いようがありません。
ではなぜそのチャレンジを決めたのか。
それは家族たちのためでした。トーレスは世界的な選手です。ふつうに街を歩くだけで声も掛けられ、試合に負けたとなると罵声が浴びせられます。クラブの規模などは最高だったと思います。しかし生活するとなると話は別です。
これまで子供たちと出来なかった、ふつうの家族が当たり前にする買い物や公園で過ごす、そんな環境を探していました。日本であれば子供たちは高い水準の教育を受けることができます。また家族にとって異なる文化も体験することができます。それは将来かけがえのない財産になる、そんな考えに至り日本行きを決断しました。
ジェラードも自伝内で言っていました、ふつうの生活がしたいと。あまりに有名になり過ぎるのも考えようですね。
ベストイレブン
- GK:ヤン・オブラク
- DF:カルロス・プジョル
- DF:デェエゴ・ゴディン
- DF:ジョン・テリー
- MF:パビエル・マスチェラーノ
- MF:シャビ・アロンソン
- MF:スティーブン・ジェラード
- MF:ジャビ・エルナンデス
- MF:アンドレス・イニエスタ
- FW:ダビト・ビジャ
- FW:フェルナンド・トーレス
まぁこのチームに勝てるチームは一生誕生しない、そんくらいの豪華ラインナップですね。笑
プジョルやテリーはスペイン代表、チェルシーでチームメートですが、リバプール所属時のチェルシー戦やアトレティコ時代のバルセロナ戦は、かなり難しかったことが想像できます。
個人的に印象的なのは、レアル・マドリード所属選手が一人もいないことです。(シャビ・アロンソは所属していましたが、当時トーレスはリバプールもしくはチェルシーの所属)クリスティアーノ・ロナウドやベイル、DFではセルヒオ・ラモスなど素晴らしい選手が所属していますが、やはり生粋のアトレティコなので、そのあたりの感情もあるかもしれません。
もしくは同じチームメートで人間性など自分の目で見た選手、技術だけでなくプロ魂のようなものを感じ取れた選手だけを選んだのかもせいれませんね。
下記の参照動画の最後で周りの選手からたくさんアシストがくるから、たくさんのゴールを獲れそうだと言っていました。いつの日かレジェンドマッチなどで、このチームメー全員に囲まれてプレーするトーレス選手を是非見たいです!
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。つい昨日トーレスの自伝を読み終わったので、この記事を書いてみました。ピルロの本でも思いましたが、活躍する選手は画面には表れない程熱いパッションがありますね。トーレスってこんな性格なんだと知れて面白かったです。
また日本サッカーへの提言もあってそれもとても面白かったです。もうすぐグリーズマンの自伝も読むのでそれが終わったらサッカー選手の自伝紹介記事を書いてみたいと思っています。
コメント