会社選びに困っているあなたへ。就職・転職時に重視すべきポイント!知っているようで知らないSDGsについて!

仕事・ビジネス

2021年になり、早くも1か月半が過ぎました。2月ももう半ばで3月からは就職活動が解禁されます。

コロナウイルスで満足に活動も難しい世の中です。

「どんな会社を選ぶべきか」

悩んでいる方もいるんではないでしょうか。

私は一度転職をしています。なぜ転職したかといえば、簡潔に「仕事が楽しくなかった」からです。楽しくない会社を選んでしまった理由は、会社を適当に選んでしまったからです。

この記事はこれから就職活動を始める方に、会社選びの一つの基準となるような記事にしたいと思っています。

SDGsとは

まずSDGsとはSastainble Development Goals

日本語でまとめると「持続可能な開発目標」と言います。

ニュースで写真のようなカラフルな絵を見たことがある人も多いと思います。

左上に数字が書かれていますがSDGsは全部で17の開発目標と、その開発目標に紐づく具体的な行動が169個が設定されています。詳しく知りたい方は下記のリンク先を参照ください。

SDGs CLUB |日本ユニセフ協会(ユニセフ日本委員会)
親子で学べるSDGs(持続可能な開発目標)サイト「SDGs CLUB(クラブ)」。各目標ごとにターゲットの子ども訳を読んだり、関連する課題をムービーやインフォグラフィックスで学ぶことができます。調べ学習や学校の授業にもご活用ください。

なぜSDGsが設定されたのか?

そもそも会社や国は成長したいと思っています。じゃあ成長するにはどうすればいいかと言うと、会社では売上、国ではGDPを増やそうと、サービスや物を提供します。

ここでサービスや物を提供すると、自然にとって良くないことがあり得ます。

例えばスターバックスを例にしましょう。

スターバックスが売上を増やすためには、コーヒーやフラペチーノを私たちに売る必要があります。私も休日は利用することもあります。ここで飲み終わった後のコーヒーやフラペチーノの容器はゴミになってしまいます。そしてゴミを処分にするためには様々な方法がありますが、一番簡単な方法は燃やすことです。

つまりスターバックスは売上を増やそうとコーヒーをどんどん売っていくと、その分ゴミが出てしまいます。ここでジレンマが発生してしまいます。売上を増やしたいけど、増やす努力をしたら環境に負荷の掛かるゴミが出てしまう。これを解決しようという試みがSDGsになります。

SDGsの一つの考え方が四方良しです。

二方はここまで読めば分かるように①会社、②環境です。残り二つが③私たち、④未来です。

①会社の売上を増やす行動は、②環境にとって極力負荷の少ないことで、③私たちの生活を便利にしてくれ、④それは未来に繋がること。これがSDGsの四方良しの考え方です。

この考え方に国連採択国のすべての国が署名しています。

これって凄いと思いませんか!?二つの国の同盟ですら結べないことがある中、100か国以上の国がすべて署名しているのが、このSDGsです。つまりすべての国が自分たちの国民・国を繁栄させることは、環境・未来にとって悪影響になると考えている、とも言い換えることができます。

今後は世界中の企業では、SDGsの取組が活発に行われていきます。下記以降では企業 x SDGsの関係を解説します。

ESG投資

ここでESG投資について解説します。いきなり知らない単語が出てきましたが、今後SDGsの取組とESG投資は切っても切り離せない関係のため説明します。

これまでで世界中の会社がSDGsの取組を始めることを解説しました。そしてすでに始めている企業は多数存在します。このとき企業は「私たちの会社はSDGsの取組を実施しています」なんて説明を企業説明会や会社の年始説明会で聞いた方もいるんではないでしょうか。

環境・未来に向けた取組を社内外に積極的に発信しているのは「我が社は環境に配慮した会社です」と胸を張りたいだけではありません。一つがこのESG投資の為です。

まずESGとはEnvirmental(環境) Social(社会) Governance(企業統治)の略です。企業の長期的な成長のためには、ESGが示す3つの観点が必要だという考え方が世界的に広まってきています。

これまで企業に対して投資する価値があるかは「財務状況」が重視されてきました。財務状況はその年年ごとでの企業の健全性を評価することはできるが、長期的な視点では難しいです。そこで登場するのがこのESGになります。会社が長期的に成長できるのは、年年の売上だけを重視した取組だけを評価するのではなく、環境・未来にも配慮した取組を評価しようというのが、ESG投資の考え方です。環境・未来に配慮した取組、まさにSDGsに則った取組になります。

これからの世の中は、環境・未来の視点をもった企業にお金が集まってきます。

お金が集まる =企業として成長できる

これから就活を始める方なら、そんな会社に務めたいと思うのではないでしょうか。これからの会社 x SDGsから変わっていく企業価値について解説します。

下記以降では具体的なSDGsの取組を評価した指標を紹介します。

①:ESG格付け

言葉の通りです。ESGを格付けした評価になります。

下記にMSCIにおけるESG Japan Select Leadersというファンドに組み込まれている、 ESG格付けのリンクを貼っておきます。MSCIとはアメリカ合衆国・ニューヨークに本拠を置く、金融サービス企業。株価指数の算出や、ポートフォリオ分析など幅広いサービスを提供している会社になります。

https://www.msci.com/documents/1296102/3556282/2017+Dec_ESG+Select+Leaders+list.pdf/831a09c7-2745-48dd-9b2b-bbcaefd321b5

②:ジャパンSDGsアワード

ジャパンSDGsアワードは持続可能な開発目標「SDGs」達成に向けた企業や団体などの取り組みを促進し、オールジャパンの取り組みを推進するために2017年6月の「第3回SDGs推進本部」において創設が決定されました。

SDGs達成に向けて優れた取り組みを行っている企業や団体などをSDGs推進本部として表彰するというもので、NGO・NPO、有識者、民間企業・団体、国際機関等の広範な関係者が集まるSDGs推進円卓会議構成員から成る選考委員会で話し合いが行われて決定されていきます。

下記に受賞した企業のリンクを貼っておきます。

ジャパンSDGsアワードとは?受賞団体の取り組みも紹介 | gooddoマガジン|寄付・社会課題・SDGsに特化した情報メディア
ジャパンSDGsアワードについて、受賞団体の取り組みなども紹介します。

今SDGsの考え方は投資対象や表彰対象にもなるほど活発な動きがあります。これからの企業選びのポイントになると幸いです。以前私のブログでは実際に会社選びに行った時の独自の見るべきポイントを紹介しました。そちらも参考頂けると幸いです。

本日の内容であるSDGsについて読んだ本を下記に貼り付けておきます。


本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

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